YOKOHAMA★BOYS
俺はこんなクズ共に用は無かった。


入学式が終わり、早速Kさんを探す事にした。


Kさんは、この学校のトップにいるらしく、校内をウロウロしてると良く名前を耳にする。


しかし、この学校を一人でプラプラ歩くのも結構大変な事で、やたらとケンカを売られる。


―うっとうしいなコイツ等…


廊下はシンナーの匂いが充満している。


外を覗くと、入学式を終え校庭には帰る生徒で溢れていた。


『おっ、いつかの勇気ある少年じゃねぇか♪笑"』


―!?…Kさん!!


『冴木修斗。

Kさんの強さに惹かれ、本日、入学しました!!』


『ハッハッハ!!

俺はそんな堅苦しいのは苦手だ。

もっと楽にしろよ。笑"』


『ハッ、ハイ。』


―やっぱりこの人、スゲ〜オーラだ…


『修斗っつったな…

ちょっと付いて来いよ!!

うちらのボスに合わせてやるよ!!笑"』


俺はKさんに付いて行った。


―Kさんの上に立つ人って、一体どんな人なんだろう…


緊張してきた。


『ここだ。』


扉の向こうから、すごいプレッシャーを感じた。

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