YOKOHAMA★BOYS

相良軍団

俺は川崎から横浜まで通っている。


川崎〜横浜は、東海道線で10分くらいだ。


横浜駅からは学校まで歩いて15分。


しかし、茶色の学ランを着て一人で歩いていると、これがまた面白いくらい絡まれる。


相当嫌われてるみたいだ。


ただ、俺もそこらへんの奴等に負ける程、弱くない。


大抵は勝つ。


今日も通学途中に、ビブレ前でケンカを売られた。


もちろんブッ飛ばしたけど。


お陰様で、毎日毎日ケンカ三昧だ。


ただ、横浜は広い。


厄介な学校が、まだ手を出してこないのが気になる…


学校に着いたが、教室には行かず、そのまま相良さん達が集まってる教室に行った。


『おはようございます!!』


今日はやけに人数集まってんな。


何かあったのか…


―この学校で相良さんを信頼して集まった人間は、【相良軍団】と呼ばれていた。


人数は大体100人位だ。


2400人中の100人だと少なく感じるが、一人の人間に100人集まる事は、この学校ではほとんど無いのだ。


事実上、総合高校No.1派閥だ。


一年は、俺以外に数人しかいない。―


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