YOKOHAMA★BOYS
ガラガラガラ
そこに相良さんとKさんが入ってきた。
少し顔が険しい。
入ってくるなり、Kさんが話しだした。
『昨日、関内駅で高杉と矢野がやられて、今近くの病院に入院してるのは聞いたな…』
『誰にやられたかわかったのか!?』
一気に教室内はピリピリしだした。
『目撃者の話しだと、制服から見て関内の私立の奴等だそうだ。
ただ、公立も何校か混ざってたらしい。』
『早速世代交替の挨拶に来たか。
公立が混ざってるっつうのが気に入らねぇなぁ。』
『公立にケンカ売られるとは、うちらもナメられたもんだな。』
毎年この時期になると、各学校の新三年生達が名前を売ろうと動き出すのだ。
―関内の私立…石川商工か…
『今日、俺と相良、後は幹部連中で石川商工に乗り込むつもりだ。』
『K!!
俺も連れてってくれないか!!』
『岸田…』
『俺は矢野とオナ中で、付き合いも長い…
矢野をやった連中をブッ殺さなきゃ、アイツに会わす顔がねぇ!!』
『……
わかった、付いて来い!!
他の連中はまだ動くなよ。』
今日のKさんは、いつものように笑う事は無かった。
そこに相良さんとKさんが入ってきた。
少し顔が険しい。
入ってくるなり、Kさんが話しだした。
『昨日、関内駅で高杉と矢野がやられて、今近くの病院に入院してるのは聞いたな…』
『誰にやられたかわかったのか!?』
一気に教室内はピリピリしだした。
『目撃者の話しだと、制服から見て関内の私立の奴等だそうだ。
ただ、公立も何校か混ざってたらしい。』
『早速世代交替の挨拶に来たか。
公立が混ざってるっつうのが気に入らねぇなぁ。』
『公立にケンカ売られるとは、うちらもナメられたもんだな。』
毎年この時期になると、各学校の新三年生達が名前を売ろうと動き出すのだ。
―関内の私立…石川商工か…
『今日、俺と相良、後は幹部連中で石川商工に乗り込むつもりだ。』
『K!!
俺も連れてってくれないか!!』
『岸田…』
『俺は矢野とオナ中で、付き合いも長い…
矢野をやった連中をブッ殺さなきゃ、アイツに会わす顔がねぇ!!』
『……
わかった、付いて来い!!
他の連中はまだ動くなよ。』
今日のKさんは、いつものように笑う事は無かった。