YOKOHAMA★BOYS
教室に戻ると、早速【相良軍団】が動くっつう話題で持ちきりだった。


俺も落ち着かなかった。


放課後


学校内がザワザワしていた。


一年の校舎から中庭が見えるのだが、そこに【相良軍団】が集まってたのだ。


すぐに俺も行った。


話しを聞くと、学校の回りを300人位に囲まれてるというのだ。


囲んでいる連中とゆうのは、石川商工に横浜駅周辺の公立高校だ。


向こうに先を越された。


またそいつらは、族まで連れてきていた。


鶴見の爆弾小僧に、保土ヶ谷の暴走皇帝。


確実に総合高校を潰しにきたのだ。


相良軍団、中庭に集まったのは100人。


しかし、相手は数を集めただけにすぎない。


相良軍団は負ける気がしてなかった。


もちろん俺も、テンション上がりまくってた。


相良軍団は、いっさい武器は持たないが、約100人の男達が本気になった時の迫力とゆうのは、ものすごいものがあった。


―スゲ〜…

相良さん、Kさんはこの男達のトップにいんのか…


俺は全身鳥肌が立った。


【茶羽ゴキブリ】すてたもんじゃない。


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