YOKOHAMA★BOYS
『だからぁ、真琴さんはケンカばっかしてる拳ちゃんとは付き合わないって言ってんだろ!?』


「あぁ…

不良とは付き合わないって…」


『簡単じゃんか!!笑"

真琴さんはケンカして好きな人が怪我するのが嫌だって言ってるだけで、拳ちゃんを嫌いだって言ってるわけじゃないんだよ!!笑"』


「じゃ、じゃあ真琴は…」


『きっと心配なだけなんだよ!!笑"』


「そうか…

そうだったのか…

よっしゃぁ!!

俺もうケンカしねぇぞコラァ〜!!笑"」


パチパチパチパチ


取りあえず俺とテツは拍手しといた。


【拳ちゃん頑張れ】と、【ロン凄い】っつう意味で。


「そうとわかれば…」


『何だ…??汗"』


「高校生らしく、爽やかに泳ごうじゃないか後輩達よ!!笑"」


『おいっ!!汗"

俺等別に拳ちゃんの後輩じゃねぇぞ!!』


拳士は海に走って行った。


「みんな〜早く来いよぉ♪」


『だぁぁ!!

手を振るな気持悪い!!苦笑"』


『何かアイツ変なんなってんぞ!!苦笑"』


いやいやだったが、しょうがなく男四人で泳いだ。


案の定、テンション高いのは拳ちゃんだけだった。


< 91 / 319 >

この作品をシェア

pagetop