YOKOHAMA★BOYS
『何か大変そうだな!!』


「クソッ!!アイツ等…」


「拳士さん!!

早く行きましょう!!」


「………

悪りぃ…

俺、ケンカは出来ねぇんだ…」


「はっ!?

何言ってんすか!?汗"

早くしないと!!」


「俺は行けねぇ…」


拳士は頭を下げた。


「ビビッてんすか!!

そんな人だと思わなかったっすよ!!」


ガッ


修斗はそいつの胸ぐらを掴んだ。


『おい、テメェ!!

好き勝手言ってんじゃねぇよ!!

拳ちゃんをテッペンに押し上げたのは、テメェ等だろうが!!』


「クッ…汗"」


「止めろ、修斗…

そいつは悪くねぇ…」


『クソッ!!』


そいつは海の家を出て行った。


拳士は下を向いてる。


『拳ちゃん…』


「みんな悪かったな!!笑"

腹減ったろ!?

なんか食うか!?笑"」


「…拳ちゃん…」


「ん!?

何だ真琴!?

てかよぉ悪いんだけど、俺とコイツ等のカレー作ってくんねぇか!!

腹減っちゃったよ。笑"」


仲間が殺られたって聞いて黙ってられるはずがない。


相当無理してんだろう。


「あぁ〜、カレー食いてぇ!!苦笑"」


顔がひきつってる。


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