地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
頭の中…大パニックです。
キレイなお姉さんに抱きしめられるのは、イヤじゃないんだけど…。むしろ嬉しい。
ん……?なんか、前にもこんなことあったような…。
初めて咲さんに会った時も、抱き着かれたような…。
お姉さんは「可愛い!!」を連呼しながら…顔にスリスリしてくる。
「……杏返せ。クソババア」
どす黒い声を出して、陸がお姉さんをあたしからベリッと引きはがした。
「いやよ!!杏ちゃんちょうだい!!」
「ババアは親父のところにでも行けよ」
…………ん??
ババア??親父???
どういうこと????
「あずさ、陸。やめなさい」
クスクスと笑いながら、こちらに一人の男性が歩いて来る。
「すまないね、あずさが暴走して」
ニッコリと微笑まれた。
キレイなお姉さんに抱きしめられるのは、イヤじゃないんだけど…。むしろ嬉しい。
ん……?なんか、前にもこんなことあったような…。
初めて咲さんに会った時も、抱き着かれたような…。
お姉さんは「可愛い!!」を連呼しながら…顔にスリスリしてくる。
「……杏返せ。クソババア」
どす黒い声を出して、陸がお姉さんをあたしからベリッと引きはがした。
「いやよ!!杏ちゃんちょうだい!!」
「ババアは親父のところにでも行けよ」
…………ん??
ババア??親父???
どういうこと????
「あずさ、陸。やめなさい」
クスクスと笑いながら、こちらに一人の男性が歩いて来る。
「すまないね、あずさが暴走して」
ニッコリと微笑まれた。