地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
途端に周りにいた男子生徒全員が、真っ赤になる。
陸……なんでアンタまで。
「皆…顔真っ赤……音楽室暑い?もう出よっか?」
加藤君の方を向いて、許可を取り、誘導を始める。
「天然なんだ……先輩って…」
「へっ!?…そうかなぁ?あたし、しっかりしてる方だと思うけど。」
《しっかりした奴が、お菓子に釣られて誘拐されそうになったり、極度の方向音痴なわけあるかよ…》
1年生と話す杏樹を見て、陸は思った。
2時間校内を案内して、午前の分が終わった。
午後からまた校内案内…。
「喋ってばっかりだから、口がカラカラ…」
そして、みんなが楽しみにしていたお昼休みの時間がやってきた。
地獄のね…。
陸……なんでアンタまで。
「皆…顔真っ赤……音楽室暑い?もう出よっか?」
加藤君の方を向いて、許可を取り、誘導を始める。
「天然なんだ……先輩って…」
「へっ!?…そうかなぁ?あたし、しっかりしてる方だと思うけど。」
《しっかりした奴が、お菓子に釣られて誘拐されそうになったり、極度の方向音痴なわけあるかよ…》
1年生と話す杏樹を見て、陸は思った。
2時間校内を案内して、午前の分が終わった。
午後からまた校内案内…。
「喋ってばっかりだから、口がカラカラ…」
そして、みんなが楽しみにしていたお昼休みの時間がやってきた。
地獄のね…。