地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
一度目を閉じ、深呼吸をしようとした瞬間…
《なら…勝負するか?》
《は!?》
《次の中間テスト、勝った方の言うことを聞く。どうだ?俺が負けたら、何でも我が儘聞いてやるよ》
ニヤッとあたしだけにわかるように笑った。
一瞬、ポカンとなるが………
《やる。あたしが勝ったら、王子様のコスプレしてよ?》
企むように笑い返す。
「貴方達…何の会話してるの?」
「「えっ?」」
陸と二人でハモり…先生の方を見た。
げっ…!!
忘れてた……!!!!
「神崎さん…陸様と親しいの?」
「滝本君って……神崎さんと仲良いんだ……」
「先輩…………?」
クラス中……教室にいる新入生…
全員があたし達を凝視していた。
《なら…勝負するか?》
《は!?》
《次の中間テスト、勝った方の言うことを聞く。どうだ?俺が負けたら、何でも我が儘聞いてやるよ》
ニヤッとあたしだけにわかるように笑った。
一瞬、ポカンとなるが………
《やる。あたしが勝ったら、王子様のコスプレしてよ?》
企むように笑い返す。
「貴方達…何の会話してるの?」
「「えっ?」」
陸と二人でハモり…先生の方を見た。
げっ…!!
忘れてた……!!!!
「神崎さん…陸様と親しいの?」
「滝本君って……神崎さんと仲良いんだ……」
「先輩…………?」
クラス中……教室にいる新入生…
全員があたし達を凝視していた。