地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
もう一度陸の方を見る。

まだ囲まれてるよ……。というか、さらに女子高生増えてるっ!!


まぁ……仕方ない。



「すみません…人を待ってるんで。お断りします」


ペコッと頭を下げて、この場所から立ち去ろうとする。


!!?


「あっ…ごめんね?当たっちゃった。でも……キミDはあるでしょ?」


後ろにいたお兄さんが行く手を塞ぎ、腕が胸に当たった。


「マジッ!?最高だな!!」

「細いのにあるもんはあるんだね?」


「ひゃあっ…!?」


カーデの上から、胸をわしづかみされる。



「俺達と楽しい夜を過ごそうか?」

「いっぱい気持ち良くしてあげるからさ♪」

「いやっ……あのっ……」

ニヤニヤ笑って、腕を掴まれた。


「ホテル…どこにする?」


あたし…やばくない?どうしよう??
< 239 / 655 >

この作品をシェア

pagetop