地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
胸に寄り掛かるモノがある。
それに何だか……静かな寝息が……。
「ハァ……寝てるし………。」
杏はスヤスヤと眠っていた。
そういえば、昼間のビーチの時から『眠たい』って言ってたな。
一瞬で退治したけど……霊力も使ったし……。
「疲れたんだな……」
頬に残る涙を舌で拭い取った。
膝と腋に手をさし入れ、体を持ち上げる。
ゆっくりと静かにベッドへ寝かせた。
あれ…?腕……痛くねぇかも?
ぺたぺたと傷口を包帯の上から触るが、全く痛みがない。
「いつの間に…治したんだよ?」
問い掛けても、返ってくるのは…静かな寝息だけ。
「いつもありがとな、杏樹」
白くて柔らかい頬に、小さなキスを落とした。
「ん゛〜…バーベキュー……」
「・・・・・。」
それに何だか……静かな寝息が……。
「ハァ……寝てるし………。」
杏はスヤスヤと眠っていた。
そういえば、昼間のビーチの時から『眠たい』って言ってたな。
一瞬で退治したけど……霊力も使ったし……。
「疲れたんだな……」
頬に残る涙を舌で拭い取った。
膝と腋に手をさし入れ、体を持ち上げる。
ゆっくりと静かにベッドへ寝かせた。
あれ…?腕……痛くねぇかも?
ぺたぺたと傷口を包帯の上から触るが、全く痛みがない。
「いつの間に…治したんだよ?」
問い掛けても、返ってくるのは…静かな寝息だけ。
「いつもありがとな、杏樹」
白くて柔らかい頬に、小さなキスを落とした。
「ん゛〜…バーベキュー……」
「・・・・・。」