地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
仕度が終了したのは、6時45分。
待ち合わせ時間の15分前…。
巾着にお財布と携帯とミニタオル、手鏡を入れて……うちわを背中の帯に差し込んだ。
今日…じいちゃんやお父さん達は、全員出掛けてる。
明日まで帰って来ない。
お母さんに最終チェックしてほしかったのになぁ…。
全身が映る鏡の前で、浴衣、髪の毛、メイクの可笑しいところが無いかを見た。
部屋の時計を見ると……6時55分…。
「ヤバイッ……陸来ちゃうよっ」
慌てて階段を下り、下駄を履いて家を出る。
もちろん、しっかりと戸締まりはして。
小走りで大きな庭を通り抜け…家の門を開けた。
「7時00分ピッタリだな」
「ごめんなさいっ……待った?」
目の前にいる陸に手を合わせて謝る。
待ち合わせ時間の15分前…。
巾着にお財布と携帯とミニタオル、手鏡を入れて……うちわを背中の帯に差し込んだ。
今日…じいちゃんやお父さん達は、全員出掛けてる。
明日まで帰って来ない。
お母さんに最終チェックしてほしかったのになぁ…。
全身が映る鏡の前で、浴衣、髪の毛、メイクの可笑しいところが無いかを見た。
部屋の時計を見ると……6時55分…。
「ヤバイッ……陸来ちゃうよっ」
慌てて階段を下り、下駄を履いて家を出る。
もちろん、しっかりと戸締まりはして。
小走りで大きな庭を通り抜け…家の門を開けた。
「7時00分ピッタリだな」
「ごめんなさいっ……待った?」
目の前にいる陸に手を合わせて謝る。