地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
あたしが告げた瞬間―…
「……っ……!」
「やめてくれっ」という顔になった。
やめてくれですって?
こっちの台詞よ!!
自分の彼氏が他の女にキスされて、気分悪くなるのは当たり前でしょ!?
なんで何も言わないわけ!?
女ならキスされようが、平気なわけね?
じゃあ、エッチでもすれば?
一度、冥界まで行って来たら良いかもね?
「恋人のお好きな国ならば、滝本君も嬉しいでしょう?」
「杏……っ……やめ…」
ブルブルと顔を横に振るが、あたしは一切聞く耳を持たない。
「出来た資料の日本語訳はご自分でなさって下さいね。……では、さようなら。」
満面の笑みを二人に贈って資料と鞄を持ち、クラスや廊下にいる野次馬を避けて…さっさと教室を出た。
「……っ……!」
「やめてくれっ」という顔になった。
やめてくれですって?
こっちの台詞よ!!
自分の彼氏が他の女にキスされて、気分悪くなるのは当たり前でしょ!?
なんで何も言わないわけ!?
女ならキスされようが、平気なわけね?
じゃあ、エッチでもすれば?
一度、冥界まで行って来たら良いかもね?
「恋人のお好きな国ならば、滝本君も嬉しいでしょう?」
「杏……っ……やめ…」
ブルブルと顔を横に振るが、あたしは一切聞く耳を持たない。
「出来た資料の日本語訳はご自分でなさって下さいね。……では、さようなら。」
満面の笑みを二人に贈って資料と鞄を持ち、クラスや廊下にいる野次馬を避けて…さっさと教室を出た。