地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
イライラでキーボードを打ってるため、間違うことが多い。
「………〜〜〜〜〜!!」
消しては打ち直す―…。
これの繰り返しだ。
「本当〜にっ、ありえない!!」
タオルでぼやける視界をなんとか拭い取り、続ける。
一旦打つのをやめて、鞄に付けてある閻魔大王のぬいぐるみを握りしめた。
「……閻魔大王……大悪魔……ぬらりひょん……エロ怪獣……ドスケベ……腹黒……」
ポタッ…と雫がぬいぐるみの上に落ちる。
「……俺様バカ殿様……エロジジイ……変態星人……変態星に帰れ……」
「………そんなに俺の代名詞あんだ?」
ビクッと肩が動いた。
足音が、ゆっくりと近づいてくる。
ガタッと椅子から立ち上がり、後ろを振り返らずに隣にある準備室に逃げ込んだ。
「………〜〜〜〜〜!!」
消しては打ち直す―…。
これの繰り返しだ。
「本当〜にっ、ありえない!!」
タオルでぼやける視界をなんとか拭い取り、続ける。
一旦打つのをやめて、鞄に付けてある閻魔大王のぬいぐるみを握りしめた。
「……閻魔大王……大悪魔……ぬらりひょん……エロ怪獣……ドスケベ……腹黒……」
ポタッ…と雫がぬいぐるみの上に落ちる。
「……俺様バカ殿様……エロジジイ……変態星人……変態星に帰れ……」
「………そんなに俺の代名詞あんだ?」
ビクッと肩が動いた。
足音が、ゆっくりと近づいてくる。
ガタッと椅子から立ち上がり、後ろを振り返らずに隣にある準備室に逃げ込んだ。