地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
聞かれたから、本当に思ってることをそのまま告げる。


「閻魔大王、大悪魔、ぬらりひょん、エロジジイ、俺様バカ殿様、エロ怪獣、意地悪変態バカ王子」

「……………。」


あ――すっきりした。


陸のこめかみがピクピクと動いてます。


「当たってるでしょ?まだまだあるけど、今日は勘弁してあげる〜」

「―――あとで覚えてろよ」


多少睨まれたけど、気にせずにジュースを飲んだ。








園内にあるレストランでお昼ご飯を食べて…午後は、あたしに付き合ってもらった。

お化け屋敷では二人とも暗視の術をかけて入ってみた。

仕掛けのお化けが全部見えちゃってあまりにも驚かないから…仕掛人の人達は不思議だったみたい。






そして…あっという間に夕方になり、空が紅く染まり始めた。
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