地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
あたしの質問を聞いた陸は、さも可笑しそうに笑って返して来た。
「今日はどんなことしてでも休むだろ?」
「なんで?日曜日だから?」
訳がわからず…また質問をする。
「ハァ………」
大きなため息をつかれた。
「………今日は何の日だよ?」
「何だっけ?……記念日とかじゃないもんね」
付き合っての1年記念日は、明日の10月22日だし……本気でわかんないかも……。
10月21日って何かあったかなぁ〜?
顎に手を当てながら考えてみるが、答えが浮かばないあたしを見て…少々呆れ気味の陸。
「ったくなんで忘れてるんだよ」
「えっ………?」
「お前は物忘れの激しい年寄りか?」
「17ですけどっ!?………あっ…」
「やっとわかったか。………HAPPY BIRTHDAY杏樹」
ニッコリと柔らかく微笑んだ。
「今日はどんなことしてでも休むだろ?」
「なんで?日曜日だから?」
訳がわからず…また質問をする。
「ハァ………」
大きなため息をつかれた。
「………今日は何の日だよ?」
「何だっけ?……記念日とかじゃないもんね」
付き合っての1年記念日は、明日の10月22日だし……本気でわかんないかも……。
10月21日って何かあったかなぁ〜?
顎に手を当てながら考えてみるが、答えが浮かばないあたしを見て…少々呆れ気味の陸。
「ったくなんで忘れてるんだよ」
「えっ………?」
「お前は物忘れの激しい年寄りか?」
「17ですけどっ!?………あっ…」
「やっとわかったか。………HAPPY BIRTHDAY杏樹」
ニッコリと柔らかく微笑んだ。