地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
あたしの周りを囲む男達を睨み付けた。


「お嬢様がアンタを殺してくれってさ」

「え……」


あまりのことに言葉が出ない。



「だかなぁ……お前には死ぬ前にたっぷりと俺達を楽しませてくれよ?」


「何言って………きゃっ!?」




視界がグラリと反転し、気づいた時にはもう…床に押し倒されていた。



――――うそでしょ。



一人の男があたしに跨がり…もう一人はあたしの手を押さえている。

そして最後の一人は―…デジカメを持っていた。



「……お前が死んだ後に写真を彼氏サンに送ってやるよ」

「さぞ…悔しがるだろうな?」

「………さて、上玉をいただくとしますか♪」



ビリッ………


果物ナイフで服を破かれた。
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