地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
どんなに高いモノをプレゼントされたって――…
杏樹以外いらない。
欲しいのは、杏樹―…。
『陸っ…』
『りぃ〜〜くぅ〜〜〜!!』
『ん〜〜〜……陸しゃん?』
名前を呼ばれただけで、愛おしくて仕方ない。
“おいで?”と両手を広げると、パァ……と笑顔になり、抱き着いて来る。
その姿が可愛くて…子どもっぽく見えるのに、時々ハッとする程大人になる杏。
『ずっと傍にいるからね』
約束破んなよ。
指切りしただろ?
杏がいねーと……全てが狂う。
『陸って…結構ダメダメだよね』
そうだよ。
杏が近くにいねーと、まともに寝ることも出来ない。
「…俺の生活……全てお前でまわってんだよ」
杏が居ないなんて考えられない。
杏樹以外いらない。
欲しいのは、杏樹―…。
『陸っ…』
『りぃ〜〜くぅ〜〜〜!!』
『ん〜〜〜……陸しゃん?』
名前を呼ばれただけで、愛おしくて仕方ない。
“おいで?”と両手を広げると、パァ……と笑顔になり、抱き着いて来る。
その姿が可愛くて…子どもっぽく見えるのに、時々ハッとする程大人になる杏。
『ずっと傍にいるからね』
約束破んなよ。
指切りしただろ?
杏がいねーと……全てが狂う。
『陸って…結構ダメダメだよね』
そうだよ。
杏が近くにいねーと、まともに寝ることも出来ない。
「…俺の生活……全てお前でまわってんだよ」
杏が居ないなんて考えられない。