ひまわりの恋
「あ、あら。どうしたの?」
保健室の先生はすごく驚いていた。
多分このおんぶのせいだよね…。
私は顔が赤くなるのが自分でも分かった。
「こいつ熱があるみたいなんで、休ませてあげて下さい。」
和也が説明してくれた。
「まあ!大丈夫なの?じゃあ、ちょっと熱を測りましょうかね。」
和也は私を背中から降ろした。
なんだか和也の背中から離れるとき、ちょっとだけ寂しかった。
あーあー…。
って…私何寂しがってんの!?