電波君の青春
春!
桜の花が舞い散る季節の、私立ボンケラ高校。
そこには受験戦争から解き放たれた、15歳の少年少女達で賑わっていた。
「わおうー!わうわう!」
一人、奇声を発して走っている少年がいた。
彼の名は電波太郎。
砂煙を上げて走りまくり、女生徒のスカートをまくりながら
目を血走らせている。ピンクの学ランを着ている。
「かーっ!今日はエロいパンツがいっぱいたい!」
ひとしきりスカートをまくり終えるとスッキリした様子になり、
電波は、クラス発表の掲示板を見た。
「電波、電波・・と、お、わしは1年B組やね。なんか、金八先生がおるところみたいたい!」
隣では電波の雰囲気に圧倒される女生徒。わなわなと震えている。
電波は隣にいた、おさげの女生徒をにらみ付ける。
「な、何ですか・・・?」怯える女生徒。
「あんた・・・名前は何ね?」電波が上から下まで舐め回すような目つきで見る。
「私は・・石川・・・石川 紗智子です・・・」
女生徒は、それだけ言うのがやっとだった。
「そうか・・・。」電波はサディスティックな光を目に宿しながら
「今日の夕飯は、カレーが、よかねぇ・・・・。カレーにしてくれ・・・。」
言うや否や、電波は両手で石川の胸をぐっと掴んだ。
「や、やわらかかぁ・・・」
石川は、ショックで失神した。
「キーンコーンカーンコーン」
授業の開始を知らせるチャイムが鳴った。
そこには受験戦争から解き放たれた、15歳の少年少女達で賑わっていた。
「わおうー!わうわう!」
一人、奇声を発して走っている少年がいた。
彼の名は電波太郎。
砂煙を上げて走りまくり、女生徒のスカートをまくりながら
目を血走らせている。ピンクの学ランを着ている。
「かーっ!今日はエロいパンツがいっぱいたい!」
ひとしきりスカートをまくり終えるとスッキリした様子になり、
電波は、クラス発表の掲示板を見た。
「電波、電波・・と、お、わしは1年B組やね。なんか、金八先生がおるところみたいたい!」
隣では電波の雰囲気に圧倒される女生徒。わなわなと震えている。
電波は隣にいた、おさげの女生徒をにらみ付ける。
「な、何ですか・・・?」怯える女生徒。
「あんた・・・名前は何ね?」電波が上から下まで舐め回すような目つきで見る。
「私は・・石川・・・石川 紗智子です・・・」
女生徒は、それだけ言うのがやっとだった。
「そうか・・・。」電波はサディスティックな光を目に宿しながら
「今日の夕飯は、カレーが、よかねぇ・・・・。カレーにしてくれ・・・。」
言うや否や、電波は両手で石川の胸をぐっと掴んだ。
「や、やわらかかぁ・・・」
石川は、ショックで失神した。
「キーンコーンカーンコーン」
授業の開始を知らせるチャイムが鳴った。