愛した人にさよならを‥



あたし達は親に聞いてから泊まる
っていう事になった。



「あーもしもし、ままー?
今日夏憐の家に泊まっていい?」



『今日だけよっ!───‥』

ガッチャン!

ツーツーツー‥


‥なにさっ!
もう親きらーい‥

あっ、彩愛に聞かなきゃ‥

奈々香は携帯を取り、メール画面を開く。

『彩愛ーっ(*^ω^*)♪
お母さんなんていったぁ?
奈々香は泊まっていいって(。・∀・。)ノ』

と、打ち送信ボタンを押した。

返信はすぐ返ってきた。

『彩愛も泊まっていいって♪
ぢゃぁ今からそっち行くねっ!』


あ、準備しなきゃ‥


「お風呂は入ったし‥荷物少ないなぁ‥。
携帯充電器に財布に宿題持っていこ」





< 5 / 10 >

この作品をシェア

pagetop