愛した人にさよならを‥




「暇だねー‥。てか宿題持ってきちゃった」


「奈々香、宿題するの?」



「宿題だるくね?」



「ま、しないけどね‥。あー暇だあ‥」



「暇暇暇暇。暇すぎるーっ!
てか今何時っけ?」



「12時48分ー‥あ、オールする?」



「オールするか♪でも何する?」



「あ、そーだ♪奈々香か彩愛携帯貸して♪」


「彩愛はやだ!
またあのサイト開くんでしょっ?」


あたしには何が何だか分からない。
あのサイトってなんだろう。
と興味が湧き、携帯を貸す事にした。



「奈々香貸す♪てかあのサイトって何?」


「お、サンキュー♪
んっとねー‥まぁ、チャットかな♪」


彩愛は全くー‥
といって携帯をいじっていた。
あたしはチャットかぁ‥
なんて思っていると‥



「奈々香ー、このサイトだよ♪
まぁ、ちょっとエロいんだけどね‥」



「エロいの!?じゃぁ止めよー?
なんか怪しくなーい?」



「大丈夫だよー♪結構楽しいよん!
‥でね、ここを開いて‥
こうして、人を待ってるとくるよ♪」



「ふーん‥あ、人来たー‥」



「あ、きたきた‥
よし、こんばんわー♪っと」


あたしは何をしてるのか
気になり携帯を見ると

『ガク』
という名前の人で
こんばんは♪
と表示されていた。


「直メしよって言っていい?」


あたしはあまり興味が無かったので
適当に、いいよと流していた。




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