愛した人にさよならを‥
すると夏憐がこう言ってきた。
夏
「奈々香ー♪
このサイトで彼氏作っちゃえばっ?」
奈
「彼氏ねー‥。それもいいかもね」
あたしは興味を持ち彼氏探しが始まった。
夏
「あ、奈々香人来たー♪」
奈
「どれー?ふーん『夜−よる−』かぁ‥」
夏
「直メする?」
奈
「顔見てキモかったらあの手段ね!」
夏
「分かってるよ♪」
あたし達がいうあの手段とは
相手が写メを送ってきて
キモかったら
「キモっ、もうメールしてくんなよ」
と送信するというやり方だ。
夏
「奈々香っっ!」
と不意に呼ばれ、何?
というと夏憐は口をパクパクさせていた。
あたしは顔みた瞬間‥
心臓がドクンと波打った。
奈
「か、格好いい‥/////」
夏
「やばー!ホスト並じゃんっ!
奈々香良かったねっ♪」
奈
「よし‥
『格好いいねっ♪あたしと付き合ってっ♪』
冗談に引っかかるかな?」
夏
「てか大阪に住んでるんだってさー。
ここ、鹿児島だから遠距離じゃん!」
ピリリリリリッ
奈
「まぢで!?でもまー、いっかぁ♪
メール来たー♪」
『今フリーだし、付き合ってもいいよ♪
名前何?俺、刹那♪』
え‥まぢでこの人引っかかった‥
ま、いっか♪
彼氏ゲットーっ♪
『あたしは奈々香だよ♪
よろしくね♪てか名前読めない‥』
夏
「ちぇ‥また暇になっちゃたぁ‥
彩愛は携帯とにらめっこだし‥
奈々香は彼氏とメールしてるしー‥
夏憐何しようかなー‥」
夏憐がそんな事言ってるのは
あたしには聞こえてなかった。