それでも、私は 。
ガラガラ
すると都合が悪いことに隣のマンションの住人の人がベランダに出てきたのだ。
しまったあ…
タイミング悪い…
早く干してしまってとっとと部屋に戻ろう。
急いで洗濯物を干していく。
『すいませえん。』
「…何ですか??」
何故か声をかけられ、渋々答える。
ふと目線をあちらに向けた。
その人は透き通った白い肌で鼻筋が通っていて、
それに何処か魅力的な瞳をしていて、
見ていたらすいこまれそうで慌てて目をそらした。
あれ?
おかしいな。
その人は
かなりの美形で、昨日見た変な踊りをしていた人とは思えなかった。
いや、もしや別人???