ホットミルク
第二章
学祭前夜
バシッ
学校に行くと、茜が後ろからはたいてきた。
「いたっ!!ちょっと、何するのよぉ!!!」
「美香、あんたね、人にどれだけ迷惑かけたと思ってるのよ!!」
「…本当に、申し訳ありませんでした。」
「まったく、もしあたしが止めなかったら大変なことになってたんだからね。入学式の時もさ、先輩とかに抱きついちゃって大変だったじゃん。あの悪夢を思い出したね。」
「反省しております…。」
「もう美香は絶対お酒飲んじゃだめだからね!!」
「はぁい…。」
トホホ…。
もう本当に最悪…。
「ま、それはそうと、あのキスはかなりやばかったね。松山君超真っ赤だったよ。」
「え?どんな感じだったの?」
「首に腕まで絡めちゃってさ、もうすごかったんだから。美香キスしたの初めてでしょ?どこで覚えてきたの、あんなキス…。」
「うわ~、そこまでヤバかったんだぁ。それはあたしだって聞きたいよ…。」
「今まで酔っても抱きつくだけだったのにね。それほど松山が好きってことだね。」
「だから、それは違うって何度も言ってるじゃん。第一松山君が好きなのは玲子ちゃんでしょ?そんな見込みない人好きにならないよ。」
「もうこの際美香のこと好きにさせちゃえば?色気で誘惑したりとかして…。」
「何言ってるの、茜ってば!!」
あたしは絶対恋なんかしない。
いつか別れがくる恋愛なんか…。
絶対にしないんだから!!
学校に行くと、茜が後ろからはたいてきた。
「いたっ!!ちょっと、何するのよぉ!!!」
「美香、あんたね、人にどれだけ迷惑かけたと思ってるのよ!!」
「…本当に、申し訳ありませんでした。」
「まったく、もしあたしが止めなかったら大変なことになってたんだからね。入学式の時もさ、先輩とかに抱きついちゃって大変だったじゃん。あの悪夢を思い出したね。」
「反省しております…。」
「もう美香は絶対お酒飲んじゃだめだからね!!」
「はぁい…。」
トホホ…。
もう本当に最悪…。
「ま、それはそうと、あのキスはかなりやばかったね。松山君超真っ赤だったよ。」
「え?どんな感じだったの?」
「首に腕まで絡めちゃってさ、もうすごかったんだから。美香キスしたの初めてでしょ?どこで覚えてきたの、あんなキス…。」
「うわ~、そこまでヤバかったんだぁ。それはあたしだって聞きたいよ…。」
「今まで酔っても抱きつくだけだったのにね。それほど松山が好きってことだね。」
「だから、それは違うって何度も言ってるじゃん。第一松山君が好きなのは玲子ちゃんでしょ?そんな見込みない人好きにならないよ。」
「もうこの際美香のこと好きにさせちゃえば?色気で誘惑したりとかして…。」
「何言ってるの、茜ってば!!」
あたしは絶対恋なんかしない。
いつか別れがくる恋愛なんか…。
絶対にしないんだから!!