小野先生とアタシ

触れてもいないはずなのにアタシの唇が熱を帯びる。



やがてその熱はカラダ中にひろがりぼうっとして微熱があるような…
そんな感覚に陥る。



ぼんやりと恍惚とした…。






どれくらいの時間がたったか涙がこぼれおちてアタシは我に返る。

なにかわからないけれど。
はっきりとわからないけれど。


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