小野先生とアタシ
「まあね、でもアタシが通うんじゃないもん。
どのみちいつまでもぐだぐだ考えたってもうどうしようもないじゃん?」
ホント他人事のように言う。
他人事なんだけど。
友達なんだからもうちょっと心配してくれてもいいのに。
それでもこれが彼女なりの心配の仕方なんだろうけど。
いつまでも迷ったってどうしようもないこと。
だから早く実家に戻ってすっきりしなさいって。
そういうこと、なんだろう。