小野先生とアタシ

…先生だ。

アタシは手紙に夢中になっていて先生が帰ってきたことに気がつかなかった。




どうしよう。

振り向けない。

こんな泣いてる顔なんか見られたくない。




でも。

もうそんな帰ってくる時間…?

そっとアタシは自分の腕時計を見て時間を確かめる。




あ…もう夜中の1時。



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