小野先生とアタシ

でもそれはいつもこころの片隅にあって…
アタシを苦しめる。

消したくても消えない。



確かめたいのに。


一緒にいるのに。


本当のこと、聞けない。



違う、
聞いちゃいけないことなんだ。


…いつも同じこと考えているアタシ。



あのときの先生の姿を思い浮かべると
思わずアタシも泣きそうになる。


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