小野先生とアタシ
………。
どれくらいの時間がたったのだろう。
気がついたら話はだいぶすすんでいたようだった。
でも映画がまだ終わっていないから
多分、
そんなに長時間ではないはず。
アタシはいつの間にかソファの上で丸くなって眠ってしまったようだった。
あーストップさせてまた戻したほうがいいかな…
なんて思っていると。
そのとき
人の気配がした、
と同時にアタシの上にブランケットがかけられる。
そして
その人はアタシの眠っている横に腰を下ろした。