小野先生とアタシ

やっと名前で呼んでくれた…。

…ってそんなこと思ってる場合じゃない!

どうしよう…、どうしよう。


やっぱり先生、ここに来てるんだ。
どうして?


アタシは慌てて柱の影に隠れて先生を見つめた。


でも…先生、困った顔してる。

どうして。
わからない。




アタシは頭の中が混乱したままそっと先生を見つめる。


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