小野先生とアタシ

「一度しか言わないから
よく聞けっ!
僕は…キミが好きだ!」


…へ?

ええええええっ!?

ちょ…っ!

なっ…何、突然、
こんなとこで言ってんですか…。


何かの間違いでしょ…?




アタシは真上のスピーカから聞こえる先生の言葉に頭が混乱し
それでも鼓動が高鳴り真っ赤になる。


駅にいるたくさんの乗客の人たちもびっくりしてスピーカーを見上げたり先生を見たり…。

驚く人、笑う人たちもいる。


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