小野先生とアタシ

そして怪訝そうに言った。

「…キミ…いつも僕の授業を履修してる学生だね?」



え?
先生…。

アタシのこと知ってる…?

アタシ絶対に知らないと思っていたのに。




つい嬉しくなって顔を赤らめアタシは笑顔で答える。

「ハイ!そうです。
日ノ岡 チサトです」


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