Kataomoi

がたっ

あたしも自分の席に着いた。
そしてすぐに机に突っ伏した。

…激しく後悔中です…
バカだ、自分…
ハグとか普通に無理だし…
あたし好きな人いるし…
てかそこ肯定しちゃうと
まーちんがあたしをすきってゆう
バカなはずの考えが微妙に
正しい的なことになる…

「はあー…」

すきでもない男にハグなんかしたくない。
てか触るのも触られるのも嫌。
…てか触れないし。

―あたしは男に触らない。触られない。
そしてそれを誰にも言わない。
それがあたしの絶対な決まり。
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