Kataomoi
「よーしっ
飲み物きたことだし
さっさと片付けようぜ!」
「おーっ!」
あたしは特別課題を出して
ゆうとまーちんにも少し渡した。
もずは机にむかってはいるけど
何も置いてなくてケータイをいじってる。
「ねーねっ、
卓さんいつ帰ってくるの?」
「あー?
多分バイトだから夜まで帰ってこねーよ。」
「えーっ?!
もず、楽しみにしてたのに…」
「さっき学校で教えてやればよかったのに!」
「さっきは忘れてたんだよ。
別にいーだろ、兄貴なんて。」
もずは悲しそうな顔をした。