Kataomoi

てか本当に何ゆってんの?
って感じなんですけど!
あたしはゆうが好きって
もずは知ってるはずじゃん…

「もず、腹減りすぎて
頭いかれたんじゃねーの?」

「失礼なっ!
もずいつもどおりだもーん!」

「はいはい、
いつもどおりボケてるね。」

「もーっ!」

軽く冷や汗を流しながら
自転車をこいでいると
あたしたちの分かれ道まで来た。

「じゃ、俺こっちだから!
美智、もずの子守頑張れ~。」

「んー、じゃーね。」

「子守ってなーに!!」

もずとあたしは左、まーちんは右に曲がる。
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