【完結】気になるあの子は最強娘。
安藤は満面の笑みでそう言った。




「……へー」


「でね、あたしのことちゃんと理解してくれてるんだ」


安藤の笑顔が、すごく輝いてるように見えた。




「……そっか」


「うん」




安藤の髪の毛が、風になびく。


安藤の横顔をジッと眺める。




「……夕日、キレーだね」


と、安藤が隣でささやいた。
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