【完結】気になるあの子は最強娘。
13.恋人同士みたい。
駅で電車を降りた俺たちは、そのままプラプラと歩いた。
「はぐれんなよ」
「言われなくても分かってるよぉ」
そう言って唇を尖らせる安藤。
その姿が、無性に可愛い。
「……ん」
俺は安藤に右手を差し出した。
「えっ?」
「手。……はぐれないように」
「はぐれんなよ」
「言われなくても分かってるよぉ」
そう言って唇を尖らせる安藤。
その姿が、無性に可愛い。
「……ん」
俺は安藤に右手を差し出した。
「えっ?」
「手。……はぐれないように」