違う、僕は
-1-
―――これは、僕が体験した本当の話。
僕は歳月が流れていくにつれ、苦痛と苦悩の日々を味わっている。
僕の気が憂鬱になったことの発端。
それは2007年、僕が4年生の頃のとある日の出来事だった。
その日は算数のテストが返される日で、
僕は結構我ながら良いほうじゃないのかな、と期待し胸を膨らませた。
だが、テストが返され、点数を見たら56点で、4年までの中で、
1番低い点数だった。
硝子の破片が飛んで頭に刺さるような感覚だった。
そして、家に帰って渋々ながらも母にテストの点数を教えたら、
「......お父さんに言っとくからね。なんでこんな低い点取るの。
勉強しないで、遊んでるからこんな点取るのよ。」
と言った。
僕は必死に
「父さんには言わないで!絶対だよ、絶対言わないでね!!」
と母に言った。何度も、何度も。
母はそんな僕に
「分かった。言わないよ。」
と言ったんだ。
だけど......母は僕を裏切った。嘘をついた。
その時のことは、身にしみている、忘れられない出来事だったんだ。
僕は歳月が流れていくにつれ、苦痛と苦悩の日々を味わっている。
僕の気が憂鬱になったことの発端。
それは2007年、僕が4年生の頃のとある日の出来事だった。
その日は算数のテストが返される日で、
僕は結構我ながら良いほうじゃないのかな、と期待し胸を膨らませた。
だが、テストが返され、点数を見たら56点で、4年までの中で、
1番低い点数だった。
硝子の破片が飛んで頭に刺さるような感覚だった。
そして、家に帰って渋々ながらも母にテストの点数を教えたら、
「......お父さんに言っとくからね。なんでこんな低い点取るの。
勉強しないで、遊んでるからこんな点取るのよ。」
と言った。
僕は必死に
「父さんには言わないで!絶対だよ、絶対言わないでね!!」
と母に言った。何度も、何度も。
母はそんな僕に
「分かった。言わないよ。」
と言ったんだ。
だけど......母は僕を裏切った。嘘をついた。
その時のことは、身にしみている、忘れられない出来事だったんだ。