インターン・シップ
牧瀬さんとの電話を切った社長に、スタジオに戻りながらオリジナルの花の事を興奮気味に提案したら…あっさり却下された。
「何でダメなんですか!
超、名案じゃないですかっ!」
「超!とか言うな。」
「超超!名案ですっ!」
「この、馬鹿がっ!
大体、オリジナルの花なんてどうやって作るんだよ。
もっと、現実的に考えろ」
「超!現実的ですよっ!
だって、私作れますっ!作ったことあります!」
その発言に心底驚いたのか、社長は足を止めて私を見た。