インターン・シップ
ランウェイ先のポールに手をかければ、悩ましいポーズで客を魅了。
ホゥ…っというやけにリアルなため息が聞こえたと思えば、俺の左側に座る武藤さんのだった。
やれやれ…と俺は体をソファーに預けた直後、俺の右側で人が動く気配。
何事かと、急いで右側に座るハルを見たら
ハルは立ち上がって眉をひそめ、ステージを睨みつけていた。
何だ?どした?
何があった?
もしかして吐きそうなのか?
え、このタイミングで!?
かなり失礼じゃないか?
ステージ見て吐くって…。
いや、実際は飲み過ぎでなんだけど…。