インターン・シップ
“会えない”って現実が、胸をしめつけた。
こんな…ストリップなんかしてる私が、社長とどうこうなるとか微塵も思ってないけど…
側にいたかった―――。
無理矢理押しつけられて、嫌々始まったインターン・シップだったのに。
あまりに居心地が良くて、毎日が楽しくて…あの2人の間にいれることが嬉しかった。
たった2週間の短い間に起こった、濃い内容の数々を思い出していたその時―――。
暗がりから伸びて来た力強い手に口を塞がれ、路地裏の暗闇へと私はズルズルと無理矢理引きずり込まれた。