インターン・シップ

目を逸らす私の顔を見ようと少し屈んだ社長は


「…なぁ?何か理由があるんだろ?

お前の笑顔がぎこちないのも、就職しないのも…あんなことしてんのも、何か理由があんだろ?


言えよ、助けてやるから!言え!!」


脅迫するかのように、懇願するかのように悲痛な顔して掴んだ肩を揺すりながらそう命令する。


「……はっ!
“助けてやる”?

誰も頼んでないわよ!
偽善者の慈善活動なら他所でやってよ。

てゆうか、その目で見たでしょう!?
私、ストリッパーなの。体売って稼いでんの。


でもだから何なの?
あんたに迷惑かけた?」
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