インターン・シップ
「いやぁ~、実はね…?
小さい会社なんだけど私の孫が経営している会社があってね?
人手不足で困ってるときいて、私も何かしてやりたいと思っていたところなんだ」
よっぽど自慢の孫なのか、話題はすっかり教授の孫話しにかわってしまい断るタイミングを逃してしまった…。
―――――。
―――――…。
あれから小一時間。
教授の話…とゆうよりは最早講義は続き、内心うんざりしだした頃、教授の携帯が鳴った。
「あぁ、ちょっとすまないね…失礼するよ」
胸ポッケから携帯をだすと
「おっ!
噂をすれば…孫からだ」