インターン・シップ
もらった名刺を握ってポツン…としてる私に気づいた蓮司さんが事情を話してくれた。
菊地さんは社長と蓮司さんの大学の友達らしい。
法学部出身の彼は、なんとストレートで弁護士になった逸材らしく、是非とも「FREE STYLE」の顧問弁護士になってほしくて説得してるのに、彼はなかなか首を縦に振らないらしい。
確かに、縁なしの細いメガネのせいか菊地さんは頭良い~って感じのオーラがプンプンする。
…それと同時に冷たい感じもする。
涼しげな顔立ちだから尚更そう感じるのかもしれないけど…。