インターン・シップ
なぁ~んて、現実逃避をしてたら…
「…わかったよ。引き受ける」
何がどうしてそうなったのか…菊地さんは社長の依頼を受けることにしたらしい。
その言葉に社長も蓮司さんも、ホッとしたように笑ってた。
私は………出ていこうとしてドアノブに手をかけたままそこに突っ立って3人を眺めてた。
そんな私に気づいた社長が…
「店長を呼んでこい。
それからお前は席を外せ」
自己中炸裂な命令をする。
…開いた口が塞がらない…。それならもっと早くに、菊地さんがきた時点でそう言えよ!
もっと言うなら、最初から私を指名しないでよっ!