私に恋を教えてくれてありがとう【上】
泣きはしないものの、そらの目は潤み
肺は締め付けられた。
そらと目が合い、牧田は起き上がろうとした。
「あ!ちょと待って!
頭のところだけ、ベットを上げるので!」
牧田は先に起き上がってしまったが、
そらはベットのわきにあるボタンを押し、
程よい角度にして、牧田の背中を寄りかからせた。
「ありがとう、ありがとう」
牧田がそらを熱く見つめた。
肺は締め付けられた。
そらと目が合い、牧田は起き上がろうとした。
「あ!ちょと待って!
頭のところだけ、ベットを上げるので!」
牧田は先に起き上がってしまったが、
そらはベットのわきにあるボタンを押し、
程よい角度にして、牧田の背中を寄りかからせた。
「ありがとう、ありがとう」
牧田がそらを熱く見つめた。