私に恋を教えてくれてありがとう【上】
夫人は少しだけ空気を入れ替えたいと言い、

立ち上がり、

指が2本入るかどうか位開けた。


夫人は立ったまま、冷たい新鮮な空気を吸い





「・・・・・

   終わっていなかったと思うわ」




そう答えた。







「え!!だって!!誓約書!!」






そらは驚いて声をはってしまった。






その瞬間牧田夫人はシっ!とそらを睨みつけ、謝るそらを煙たがった。



そしてまた、例のたばこの息をしてから言った。






< 133 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop