私に恋を教えてくれてありがとう【上】

カーテンとともに彼女は床へと崩れおちた。





震える手で握り締めたカーテンで、

必死に止まらない涙を拭き、





プライドを守る様に、かたくなにそらから渡されるティッシュを拒んだ。









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