私の思い出
そして、月日は流れ9月になった。
その時、不思議な噂が女子の間で広がった。
皆、キャーキャー騒いでいた。
気になって私も皆の輪の中に入って行った。
「ねぇねぇ、どうかしたの?」
皆、戸惑ったような顔をしていた。
それでもしつこく聞き返すと、有紗ちゃんが話してくれた。
「えぇーっと、啓君って人分かるよね?あの背の高い人。その人が結奈ちゃんのこと好きなんだって!!」
頭が真っ白になって何も言えなかった。
あの啓君が私のことを好き???
あり得ないよ~~。
これから私はどうすればいいの??